浦和校通信No.52014年05月27日

よく、[英語は感覚で解くもの。ニュアンスが大事。]と聞きます。
学校の先生でも、こうやって教える方が結構いますよね。
では、実際のところ、この[ニュアンス・感覚]のみで全て解けるのか??と言われたら…。

答えは[3割Yes・7割No]ではないかと思います。
勿論、[言語]である上に、日本語と質・構造・文法・語源も全然違いますから、[ニュアンス・感覚]は必要ですし、[感性]を使って解くことはとても大切です。

でも、100%全てニュアンスで解ける・感覚だけで内容理解出来るというのは、翻訳者のように山積み・大量の英文を読んでいる人達。その人達だって[英語の文法語法][基礎知識と応用力]という、しっかり構築されたどっしり基盤があり、更にそこにそれまでの[経験値]が合わさってこそ、[感覚読み・ニュアンス理解]が可能なワケです。

日本の[受験]で問われる英語は、[穴埋め][間違い探し][並び替え]などが多く、文法語法の問題はそれこそ[ニュアンス・感覚解き]が通用しない、正確な知識と論理的思考が求められます。[長文]では逆に、直訳ではなく意訳だったり、日本語的に不自然じゃない訳にしたり、正確な和訳せず即座に内容だけを読み取る必要があったり…こちらは[ニュアンス・感覚]も必要。

英語には、ニュアンス・感覚と論理的思考と…どちらも重要。どちらかだけに偏らないbalance良い総合英語力、少しずつ会得していきたいですね。

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